みなさまこんにちは。
オーナーの趣味のお話「園芸」の第2弾をさせていただきます。
私がいままでに育てたことがある植物は以下の通りです(2019年5月時点で育てているものは青字)。
- 観葉植物
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- レインボー
- アラレア
- パキラ
- オリヅルラン
- ゴールドクレスト
- 食虫植物
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- ハエトリグサ
- モウセンゴケ
- ウツボカズラ
- 果樹
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- ブラックベリー
- ラズベリー
- 野菜類
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- ラディッシュ
- 枝豆
- ナス
- ミニトマト
- シソ
- アスパラガス
- バジル
- ミョウガ
- 花
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- ハイビスカス
- なでしこ
- フリージア
- コルチカム
- サボテンいろいろ
- アジサイ
などなど・・・・
名前を思い出せないものとかもありますし、ブラックベリーなどは3種類も経験があります。
ミニトマトなんて毎年違う品種を育ててます。細かいことをいうとこのリストより多いのです。
中学生時代に花を育てて、高校生あたりから観葉植物、そして社会人になってから野菜・果樹にシフトしてきてます。
実用重視!野菜も果樹も花は咲くのです(ここ重要)!つまり一粒で2度美味しいのです!
さて、園芸の話をすると「枯らしてしまうからなあ」「世話が面倒だし」という反応が一番多いです。
実際、野菜を育てるのはなかなか難しいです。虫がついたり病気になりますし、育つには育っても、スーパーで売ってるような立派な品にはなかなかなりません。
しかし、上記の作物の中で「最も手をかけていないのに、スーパーに並んでいる品と見分けがつかないくらい立派なもの」を収穫できた作物があります。
まともな土に植えて水だけやってれば他はなにもいらないのではというレベルの強さです。
それは、「ミョウガ」です。
元来、めんどくさがりの私は、毎年ほっといても採れる多年生の作物でいいのがないかなーと調べていました。
ミョウガ、ショウガ、フキノトウ、アスパラガスなどなどがそうなのですが、気候の問題でフキノトウは除外、ショウガは収穫後の保存がめんどくさいとわかって除外、アスパラは採れるまで3年はかかるということで除外(のちにトライし始めましたが)でした。
ということで、ミョウガを育てることにしました。
が、このミョウガ、種を売っていません。
どうもほとんど種は採れないらしく、根っこで増える模様。まるで「竹」のよう。
園芸店で苗を入手できる場合もあるらしいのですが、見た記憶がありません。
ネットショップで検索してもなかなか出てこないです。探した時期が晩秋だったという問題もあるのかもしれませんが。
しょうがないので、ヤフーオークションで「根っこ」を落札。
根っこは10センチ余りのぶつ切りのものが7,8本程度でした。
それをプランターに植えてみると、翌年春にチューリップのような細長い葉の芽が出てきてぐんぐんと成長して地上部が茂りました。
食用部は初年度の夏から結構収穫できました。
気をよくした私は裏庭の日陰にブロックを積んで花壇を作り、根っこを植え替えしてみました。
これが植え替えた翌年の写真です。
これは2018年5月10日です。ブロックを乗り越えて脱走してる芽もありますよね・・・強い!
2018年6月29日でこんなに茂ってます。50日後でこれです。脱走した芽は根ごと掘り出して知人に里子に出しました。
収穫期には1日、2日おきにあのミョウガがぼこぼこと採れます。収穫する部分はミョウガの「つぼみ」です。
これは地面からタケノコのようにニョッキリ出てくるのです。
これがミョウガが頭を出してきてるところです。
もう少しするとあのラグビーボールみたいな形の姿が地上にでてくるわけです。
これは一昨年の雨上がりに収穫したものです。
植えた翌年(2017)なので、これは小ぶりです。2018年分は写真撮り忘れました(株が育ってもう少し大きめのが採れたんですが)。
収穫したミョウガの写真に黄色いのが映ってますが、これが花です。
つぼみ状態で収穫しないといけないのですが、このときは雨が続いて収穫がめんどくさかったため採るのが遅れてしまったのです。
咲いて時間がたつと味が落ちてしまうらしいです。私は咲いたものも十分美味しく感じましたので、咲いてもすぐなら問題ないレベルかなと。
さて、この栽培ですが、農薬一切使っていません。追肥もろくにしていません。
でも青々と茂った葉っぱを見てください。よーくみたらたまにちょっとバッタか何かにかじられたあとがあったりしますが、その程度で、病害虫にすごく強いです。
土がいいんじゃないか?と思う方がいるかもしれませんが、この土はミニトマトを育てた跡地にラディッシュを育てて、その後の土を再利用したものです。ブロックを組んでその中に堆肥・再生土・ミョウガの根っこを放り込んだようなものです。
自家製堆肥を入れてますが化学肥料を施用してはいません。果樹に液肥やるときに多めにつくってそれをかけてる程度です。
日当たりは、春~夏は日光が数時間当たる程度で基本的に日陰です(みょうがは日当たり悪くても平気なのです)。
すごく頑健です。横の雑草がアブラムシだらけだろうが、近くのミニトマトにハダニがつこうが、シソにヨトウムシがつこうがミョウガには全くよりつきません。
湿った土が好きなので水はやらないといけませんが、ここは日陰なのでそこまで頻繁にあげる必要もないです。
なんという手間のかからない強い作物なんだと感心します。
冬になると地上部が枯れて、地下に残った根っこが翌年またこの繁茂を始めます。種植えとか苗づくりする必要がないのです。
2019年のミョウガ栽培
さて手間なし栽培のミョウガですがことしはちょっと工夫をしようと思います。
まず、マルチングという株の根元を覆う作業をしました。
写真のように稲藁を敷いてます。こうすることで土の乾燥を抑えることができたり、土が硬くなるのを防げるそうです。
そしてミョウガの場合、土から出てきたつぼみが、このマルチから頭を出す間にも太ってくれるらしいので大きいものが採りやすくなるらしいです。
つぼみサイズに関しては収穫期がきてのお楽しみですが、土の乾燥は明らかに防げています。
水やりの頻度が下がって、より手間のかからない状態になりました。また、水やりのたびに土壌中の栄養は流出しますから、それが減るのもいいですね。
今年は2年目なので土が痩せてくるだろうから油粕と自家製堆肥を表土にまぜこみました。
今年も美味しいミョウガが採れますように・・・
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fghjk (火曜日, 19 9月 2023 17:11)
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